PIC-P8による超小型リモート温度監視装置
PIC-P8ボード製作例:定期的に温度を測定しES232経由でPCに温度データを送る回路とプログラムです。
回路説明:
(1) LM35(IC型温度センサー)で温度を読み取り、MCP6022オペアンプで値を最適な値にしています。写真では15cmのリード線で接続された LM35温度センサーが見えます。ボード右側の8ピンICはオペアンプです。そのほかLED、ダイオードなどが搭載されていますが別の実験で使用しまし た。
(2) PCの画面には定期的に温度が表示されます(PCではハイパーターミナルを使用しています。左図参照)
プログラム説明:
(1) CCS社のCコンパイラのRS232用のライブラリを使えば数行でプログラムが作れます。LM35から得たデータをアンプのゲイン分乗算し、10ビット(1024)で正規化しています。
(2) 毎秒(時間はdelay文で簡単に設定可能)、ひたすら温度を測定し、PCに送っています。
送付データの送信時間間隔を長くして、乾電池駆動の5V電源MK-505またはMK-506を使えば、完全にスタンドアロン型の温度監視センサーが作れます。お試しください。
PIC-P8温度測定とPCデータ送信回路図
PIC-P8温度測定とPCデータ送信プログラムCソースとHEX(CCS社のCコンパイラ使用)
2009-12-01 09:43